スタートアップを強力に支援! 世界標準のデザインツール

    4月は新しいことを始める季節。心機一転、独立して事業を始める方もいるだろう。

    会社を経営するには、数多くのアイテムが必要になる。まずは名刺、そしてプレゼンテーション用の資料や企画書。広報にはWEBサイトも欠かせない。SNSの運用も必須だし、YouTubeなどの動画配信もいまや重要な広報ツールになっている。さらに好感度を高めるためには、洗練されたデザインセンスも要求される。

    しかし起業したばかりのスタートアップにとって、デザイン専門の人材を採用するのは、資金的になかなか難しいのが現状だ。

    こういった課題を解決してくれるサービスが、いま話題になっている。それが、Canva(キャンバ)である。2012年にオーストラリアで始まったデザインサービスで、現在、世界190ヵ国に7500万人のアクティブユーザーを持つ。日本でも2017年のリリース以後、急速に知名度を上げている。

    世界190ヵ国に7500万人のアクティブユーザーを持つデザインプラットフォーム「Canva」。様々な機能が搭載されおり、プロでなくても簡単に使うことができる。
    世界190ヵ国に7500万人のアクティブユーザーを持つデザインプラットフォーム「Canva」。様々な機能が搭載されおり、プロでなくても簡単に使うことができる。

    なぜ、これほど多くのユーザーが使っているのだろうか。その理由は、なんといっても使いやすさにある。

    ・高価な専用ソフトは不要。ブラウザ上ですべて完結できる。

    ・クラウドにデータが保存されるので、パソコン、タブレット、スマホでどこからでもアクセが可能

    ・操作性に優れており、プロでなくても簡単にデザインができる

    ・25万点超の日本語対応テンプレートがある

    ・400種類以上の日本語フォントも

    ・5GBのストレージが用意されている

    ・デザインに必要な写真、音声、動画、イラストなどの素材が豊富に揃っている

    ・すべて商用利用が可能である

    これらの機能をすべて「無料」で使用できるのが、最大の理由である。

    有料版のCanva Pro(年額1万2000円、5人まで使用可)になると、チームで作業を共有し、プロジェクト管理など業務効率を促進する機能が搭載されている。

    さらに1億点超の写真、音声、動画などが用意されており、61万点以上のテンプレートや100GBのストレージも揃っている。さらに、サイズの変更や切り抜きを一瞬でできる機能も搭載されており、デザインワークのスピードアップが可能だ。

    在宅ワークが増えている中、社員が離れていても、オンライン上で共同共有できるとあって、導入する企業が後を絶たない。

    「Canva」を導入したソウルドアウト株式会社は、一般の社員もデザイン作業を行えるようになり、業務の効率化が進んだ。
    「Canva」を導入したソウルドアウト株式会社は、一般の社員もデザイン作業を行えるようになり、業務の効率化が進んだ。

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