プロが指南 就活の極意

    動画選考では自分らしさを表現しよう

    内定塾でのセミナーの様子
    内定塾でのセミナーの様子

    「動画選考」は今では当たり前の採用手段の一つになっています。企業の多くは、1次面接の前に動画選考を実施することが多いです。

    中には、書類選考後の1次選考として動画選考を実施することがありますが、基本的には特に違いはありません。動画選考は、対面での面接とは勝手が違うため、苦手意識を感じている人が多く、対策に苦慮している学生が多いです。

    動画選考が導入された一番の理由は、採用の効率化です。大手などの人気が高い企業には毎年学生からの応募が殺到します。多くの学生をさばくには時間が足りず、人事の負担が大きくなっていました。

    また、実際に会ってみないと学生の魅力が分からないことも多く、学生の良さを多面的に判断し、且つ学生の数を絞る方法として、動画選考は非常に効率が良かったのです。

    さて、最近では当たり前になってきた動画選考ですが、動画選考といっても企業によって異なることがあるので注意が必要です。

    (1)自分で動画を撮影・録画し企業に送る

    多くが動画選考と聞いてイメージするのが、あらかじめ定められた質問に対しての回答を述べる様子を撮影するパターンです。どの企業でも質問されるようなオーソドックスな質問が多いです。時間制限が設けられ、1分から2分で話す質問が多いのが特徴です。全体の質問でも5分程度であることが多いです。

    (2)動画で企業からの質問に答える

    オンラインでの面接をイメージする方も多いかもしれませんが、動画を撮影する時とウェブ面接になる時とさまざまです。動画撮影の場合は、企業から指定されたURLに入ると録画がスタートし、質問が普通の面接のようにその場で提示され、回答することが多いです。


    Recommend

    Biz Plus