名古屋市が、名古屋城下の水上交通を担った運河・堀川を遊覧船で巡る「なごや堀川クルーズ」を3月から期間限定で始める。名古屋城近くから市中心部をつなぐルートで、名古屋観光の際に利用してもらいたい考え。
名古屋城近くの朝日橋から再開発が進む納屋橋までの約1・8キロ、所要時間は約15分。30人ほどが乗れる屋根のない遊覧船で、船上ガイドが名古屋や堀川の歴史を説明する。3月12日から5月29日まで、土日祝日を中心に運航する。運賃は大人500円。
堀川は1610年から始まった名古屋城の築城で、物資を運ぶための運河だった。その後も水上交通の要を担った。