中部国際空港会社(愛知県常滑市)は2022年2月22日が「ニンニンニン」の語呂合わせで「忍者の日」になることにちなみ、イベントを開いた。忍者姿のスタッフら約50人が航空機や電車を元気に見送り、新型コロナウイルス禍で落ち込む航空業界を盛り上げた。
この日の朝、忍者は那覇行き出発便の搭乗客を待ち構え、ゲートで写真撮影したり、外の駐機場で手を振ったりした。
午後2時22分には名鉄空港線の準急が中部国際空港駅から名古屋・岐阜方面へ出発。愛知県の観光PR集団「徳川家康と服部半蔵忍者隊」や空港のキャラクター「フー」も登場し「ニンニンニン」の掛け声で気勢を上げた。硬券には記念に日付と忍者スタンプを押印した。
中部地域や近隣では数々の戦国武将を輩出し、忍者発祥の地で知られる三重県伊賀市や滋賀県甲賀市があることから中部空港では侍や忍者をPRしてきた。