改造車や関連部品の大規模な展示会「東京オートサロン」が14日、千葉市の幕張メッセで開幕した。三菱自動車は2022年度初頭に発売する軽自動車の電気自動車(EV)の試作車「K―EV コンセプト X(クロス) スタイル」を初公開。日産自動車はスポーツカーの新型「フェアレディZ」の日本仕様車を初めてお披露目し、ファンにアピールする。
トヨタ自動車はレーシングカーの試作車「GR GT3 コンセプト」、ホンダは今春全面改良するミニバン「ステップワゴン」をベースとした改造車を展示。SUBARU(スバル)もEVのレーシングカーの試作車「STI E―RA コンセプト」を世界初公開した。
三菱自の軽EVは日産と共同開発している。1回の充電で走れる距離は約170キロ。国などの補助金を差し引いた実質価格は約200万円からとなる見込みだ。