オリンパス科学事業分社化 来年4月、売却を検討

    オリンパスは、顕微鏡や産業用の測定装置など科学事業を来年4月1日に分社化する。新たに設立した完全子会社に承継させ、売却を検討する方針。内視鏡など主力の医療機器に経営資源を集中させる構えだ。同社は令和5年3月期に、本業のもうけを示す営業利益率を20%以上に高める目標を掲げ、映像事業を売却するなど事業再編を進めている。科学事業は3年3月期の売上高が958億円で、営業利益は49億円だった。


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