2024年春の北陸新幹線金沢―敦賀(福井県)開業に向けて建設が進む芦原温泉駅の新幹線駅舎(同県あわら市)の内部が15日、報道陣に公開された。「温泉の癒やしと旅情が漂う駅」がコンセプトの駅舎は、東側の外壁工事がほぼ終わり、黒っぽい色に仕上がった外観があらわになった。
内部は空調設備などの内装工事が進んでいる。
鉄道建設・運輸施設整備支援機構の担当者は15日、工事の進み具合は11月末時点で約6割と説明。予定では22年秋ごろに工事が完了するという。
機構によると、新幹線駅舎は現行の在来線駅舎の東側に建設。在来線との円滑な乗り換えができるように駅舎間をつなぐ連絡通路を整備中だ。