「議員辞職は意思確認必要」片山氏めぐり議運委員長

    日本維新の会の片山虎之助参院議員(酒巻俊介撮影)
    日本維新の会の片山虎之助参院議員(酒巻俊介撮影)

    水落敏栄参院議院運営委員長(自民党)は2日、体調不良で意識混濁の状態にある日本維新の会の片山虎之助参院議員について、議員辞職には本人の意思確認が必要だとの認識を記者団に示した。維新は職務復帰が難しいと独自に判断。辞職の手続きに入ると説明していた。

    国会法の辞職許可に関する条文には、本人意思が確認できない場合の規定がない。水落氏は、11月30日に維新側から辞職の相談を受けた際に「本人の意思が一番大事なので、周りから『辞めてくれ』というのは無理な話だ。もう少し状況を見てほしい」と伝えた。

    維新は山東昭子参院議長にも相談したが、意思確認が必要だと返答されたという。


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