フジサンケイグループ広告大賞

    ゴキブリムエンダー SNSとリンクで話題 クリエイティブ部門優秀賞 大日本除虫菊 

    「どう広告したらいいのかわからない」の素直なキャッチフレーズで大きな話題を呼んだ
    「どう広告したらいいのかわからない」の素直なキャッチフレーズで大きな話題を呼んだ

    令和2年2月、コロナ禍の始まりとともにゴキブリ駆除剤「ゴキブリムエンダー」を新発売いたしました。お部屋の広さに応じて数回上向きにプッシュスプレーするだけで、お部屋全体に薬剤が広がり、簡単に家中のゴキブリを丸ごと駆除できるというものです。

    ゴキブリに直接、または隙間にスプレーして退治するものではない、まったく新しい製品ですので、生活者の方々にこの特長を認知していただくべく、金鳥らしいユニークでインパクトのある広告を検討しました。

    この広告を企画したのは4月上旬。気温の上昇とともにゴキブリの活動が活発になる5月下旬に向けて広告掲載を予定しましたが、その時点でコロナ禍がどうなっているのか予想できず、どのような内容にしたらよいのか苦慮しました。そこでそれを素直にコピーにしようという逆転の発想が出て、今回の作品が完成しました。

    世の中の空気がどうなっているのか、KINCHOの各文字を頭とする6つの状況を設定し、QRコードを読み込んでもらうとそれぞれの状況に応じたウェブ広告をごらんいただけるようになっています。

    金鳥では数年前より読者参加型の新聞広告を実施してきましたが、今回は紙面を発信源としてウェブに誘導、そこをごらんいただくと、外出を自粛した巣ごもり生活の中でも楽しく見ていただける仕組みになっています。この広告は新聞とSNS利用者をリンクさせることに成功し、大きな話題となりました。(大日本除虫菊 取締役宣伝部長 北伸也)


    Recommend

    Biz Plus