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ドコモ、iPhone戦略に狂い 「カケホーダイ」割安版の導入検討

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ドコモ、iPhone戦略に狂い 「カケホーダイ」割安版の導入検討

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 NTTドコモが、通話定額プラン「カケホーダイ」の割安版を近く導入する検討に着手したことが14日、分かった。米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s」と「6sプラス」の発売を控え、すでにKDDIとソフトバンクは月額1000円安い新プランを開始すると発表している。新機種商戦が料金引き下げの呼び水となった形だ。

 KDDIとソフトバンクは、新プランをアイフォーン新機種の予約開始直前の11日に発表した。いずれも無料通話時間は1回につき5分間まで(5分以降は30秒20円)だが、毎月の料金を1700円に抑えた。

 かねて割高感が指摘される定額プランの選択肢を広げることで、既存加入者の囲い込みを図る。

 危機感を抱いたドコモは、同様のプラン導入を検討。アイフォーン新機種を発売する25日までに発表し、加入者が両社に流出するのを防ぎたい考えだ。

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