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ホンダ、国内販売93万台割れ リコール影響…新車投入わずか2車種

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ホンダ、国内販売93万台割れ リコール影響…新車投入わずか2車種

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 ホンダの2014年度の国内販売台数が、計画の93万台を割り込む見通しになったことが29日、分かった。消費税率引き上げ後の消費低迷に加え、主力小型車「フィット」などのリコール(回収・無償修理)で新型車の投入が遅れた影響が長引いている。タカタの欠陥エアバッグ問題を受けたリコール対策費用も増加しており、業績の下押し圧力になっている。

 ホンダは当初、14年度の国内販売計画を103万台に設定、初の100万台超えを目指していた。だが、14年10月に93万台への引き下げを余儀なくされた。

 フィットのハイブリッド車(HV)などでリコールが相次いだため、品質管理を強化。ニューモデルの総点検を行った結果、新型車が投入できず、販売が伸び悩んだからだ。

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  • ホンダが発表したセダンタイプのハイブリッド車「グレイス」=東京都港区
  • ホンダの軽自動車「N-BOXSLASH」

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