「下町ボブスレー」 16年に4号機開発 平昌五輪に向け推進委
更新2018年に韓国北部の平昌(ピョンチャン)で開かれる冬季五輪に向け、東京の中小企業の技術を結集し、国産ボブスレーを開発する「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会」は4日、16年秋までに女子選手用の4号機を開発することを明らかにした。
開発済みの1~3号機をベースに、フレーム構造や刃の形状などを改造する。開発に多額の資金がかかることから、スポンサー集めにも乗り出しており、すでに「ひかりTV」を運営するNTTぷららなど4社と仮契約を結んだ。また個人からの寄付でも、そりに名前が出せないかも検討している。
開発と並行して、選手の発掘・育成にも取り組む。東京都ボブスレー・スケルトン連盟(仮称)を近く発足させ、7月の日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟総会での加盟承認を目指す。また6月22日に選手を発掘するトライアウトを東京都大田区内で実施する。