ソニー、また決算を下方修正 パソコン撤退で最終赤字が200億円拡大
更新ソニーは1日、2014年3月期連結決算の予想を下方修正すると発表した。1100億円の赤字を見込んでいた最終損益がパソコン撤退などの影響でさらに200億円悪化し、1300億円の最終赤字になる見通しだ。
決算発表は今月14日を予定している。
パソコン撤退にともなう費用が予想より300億円膨らむ。撤退を決めるまでに時間が短かったため、発注済み部品の補償が発生。また撤退発表により販売が予想を下回った。
このほか海外でのディスク製造事業で250億円の減損計上も発生する。
このため、前回予想では800億円を予定していた営業利益も260億円に減る見通しだ。売上高予想7兆7000億円は7兆7700億円に増える。