自民党の有志議員グループ「日本を明るくする会」は25日、新型コロナウイルスの感染拡大により長期化する学校休校で生じた教育格差の是正などを求める要望書を党の対策本部長を務める田村憲久元厚生労働相に提出した。
要望は学童保育の指導員の確保▽早期の学校再開に向けた財政支援▽保護者や子供のメンタルヘルスの充実-などを盛り込んだ。田村氏は「早急に対策を政府に求めていく」と応じたという。
同会は薄毛の議員が多数参加しており、通称「ハゲの会」とも呼ばれている。同会の津島淳衆院議員は「日本の未来を明るくする子供たちに、どういう環境を残せるかの観点で対策をまとめた」と語った。