休日明け22日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(353回債、表面利率0・1%)の終値利回りが20日に比べ0・035%低いマイナス0・075%だった。終値として2016年11月以来、約2年4カ月ぶりの低水準。
米連邦準備制度理事会(FRB)が年内は利上げしない見通しを示したため、世界的に低金利が長期化するとの見方が広がり、国債が買われて利回りが下がった。週末の持ち高調整もあり、午後には一段と買いが強まった。
大阪取引所10年国債先物の中心限月である6月きりは31銭高の153円04銭。