商標権侵害などで1万1788件立件・調査

 中国新聞社によると、中国国家工商行政管理総局はこのほど、「2017年上半期の全国の工商・市場監督管理部門による権利侵害・偽造品(製造・販売)取り締まり活動の状況に関する通達」を発表した。通達は「(工商・市場監督管理部門の)全系統は17年上半期に計1万1788件の商標権侵害・偽造品事案を立件・調査し、その被害額は1億2637万8000元(約21億5474万円)で、このうち63件が司法機関に移送された」としている。通達は「各地の工商・市場監督管理部門は社会・大衆が強く訴える商標権侵害事案に対して、高圧的に取り締まるという姿勢を引き続き維持。多くの大型事案や重大事案を調査し、違法行為を力強く取り締まり、不法分子を震え上がらせた」としている。(RP=東京)