露政府系企業と天然ガス分野で意見交換

 中国中央テレビによると、中国の張高麗共産党政治局常務委員・副首相はロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)と北京で会見し、天然ガス分野における両国の協力について突っ込んだ意見交換を行った。張副首相は「中露天然ガス(パイプライン)東ルートなどの戦略的な大型プロジェクトをしっかり実施し、石油・ガスの川上プロジェクト、石油・ガスの規格、天然ガス発電などの分野での協力を強化し、より多くの成果を収めるよう推し進めなければならない」と述べた。一方、ミレルCEOは「ロシア側は天然ガス東ルートなどの戦略的プロジェクトを積極的に推進し、露中のエネルギー協力に新たな内容を加えていく」と表明した。(RP=東京)