マイナンバーで地域活性化 総務省が実証事業開始、12社参加

マイナンバーカードを企業や自治体のポイントとして活用するために発足した協議会=8月30日、東京都千代田区
マイナンバーカードを企業や自治体のポイントとして活用するために発足した協議会=8月30日、東京都千代田区【拡大】

 総務省は25日、マイナンバーカードをポイントカードとして使う地域経済活性化策の実証事業を始めた。クレジットカード会社などのポイントが一部の自治体のポイントに変換できるようになり、商店やネット通販での買い物に使える。

 ポイント・マイレージ交換に参加するのは、NTTドコモ▽オリエントコーポレーション▽関西電力▽クレディセゾン▽サイモンズ▽JCB▽全日本空輸▽中部電力▽日本航空▽三井住友カード▽三菱UFJニコス▽UCカード-の12社。

 総務省は地方の消費喚起と、マイナンバーカードの普及につなげたい考えだ。