【太陽の昇る国へ】中国の「英雄」の死　アジアに自由を (1/3ページ)

　□幸福実現党党首・釈量子

　－－北朝鮮が２度目の大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）を発射しました

　金正恩朝鮮労働党委員長には、核を放棄するよう強く願います。北朝鮮が核による米本土攻撃を可能にする日も近づいていますが、外交が手詰まりとなるなか、米国が軍事行動に踏み切ることもありえるだけに、日本政府には万全の備えを要請します。わが党が主張する「平和を脅かす国への（憲法）９条適用除外」により、有事の際、朝鮮半島の邦人救出に自衛隊が対応できるようにすべきです。

　今後、米国の核の傘が機能しなくなる事態も見据え、抑止力強化も急がねばなりません。非核三原則を撤廃し、米国による核の持ち込みを容認するとともに、自衛のための核装備も排除すべきではないと考えます。また、遅きに失した感はありますが、手つかずの核シェルター整備のため、必要な法整備や予算措置などを講じるべきです。

　－－ノーベル平和賞を受賞した、中国の民主活動家・劉暁波氏が先月、中国遼寧省の病院で亡くなりました

　ご冥福を心からお祈りします。抑圧的な政治体制にあって民主化運動の指導的役割を担った劉氏が、ノーベル賞を受賞されたのは獄中でした。民主化を訴えることで政治犯とされる国、それが中国なのです。自由のために戦った真の英雄の死が、中国に目覚めをもたらすことを心より願います。