【新興国に翔ける】日本とはこれだけ違う 遅れて当たり前の中国国内線事情 (1/3ページ)


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 □スパイダー・イニシアティブ代表・森辺一樹

 私は仕事柄、中国に出張することがよくある。中国出張では1都市にとどまっていることはほとんどなく、中国国内を移動して複数の都市を回るのが通常のパターンだ。今回の中国出張で改めて感じたことを述べたい。

 今回の出張は、羽田から北京に入り、北京から広州へ移動した。そして、広州から上海に飛び、また上海から広州に飛んで、広州から羽田に帰ってくるというコースだった。つまり、中国では、北京-広州、広州-上海、上海-広州と国内線に3回乗ったわけだが、3便とも、2時間以上も飛行機が遅れた。

 日本の国内線の感覚だと、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)が大幅に遅れるということはめったに起こり得ないので、「飛行機は遅れないものだ」という前提でスケジュールを立てる。

 しかし中国では、「飛行機は遅れるものだ」という前提でスケジュールを立てる。

 15年前に比べると、これでもかなり改善された方だ。当時は2時間の遅れというレベルではなく、「飛ぶのか、飛ばないのかがいつまでたっても分からない」という状態だった。6~7時間くらい平気で待たされることもよくあった。

日本とかなり違う中国の国内線事情

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