「トトロのふるさと村」をつくる ジブリパークの整備を発表 愛知県

「サツキとメイの家」=2005年4月、愛知万博長久手会場
「サツキとメイの家」=2005年4月、愛知万博長久手会場【拡大】

 愛知県は1日、スタジオジブリと協力し、同県長久手市の愛・地球博記念公園に「ジブリパーク」(仮称)を整備すると発表した。2020年代初頭のオープンを目指し、宮崎駿監督のアニメ映画「となりのトトロ」に登場する風景などを再現する。

 同公園は、05年の愛知万博の跡地に整備された。記者会見した大村秀章知事は「ジブリ作品には生き物や地球への愛が込められており、万博の理念と合う。理念を未来へ継承したい」と強調。ジブリの鈴木敏夫プロデューサーと5月31日に面会し、計画について合意したという。

 大村氏は「『トトロのふるさと村』のようなものをつくり、徐々に広げていきたい」と説明。200ヘクタールの園内のうち、今はグラウンドなどになっているスペースを活用し、森林伐採は避けるという。県とジブリで今後、事業主体や施設面積などの詳細を決め、企業の参加も募る。 同公園の昨年度の来場者数は約160万人。園内には、トトロの主人公が住む昭和30年代の民家を再現した「サツキとメイの家」がある。

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