ミサイル発射を受けて、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は同日朝、国家安全保障会議(NSC)を招集。対北経済協力の再開など、融和政策を模索する文氏にとって、今回のミサイル発射にどう対応するかは最初の試金石となる。
韓国軍によると、北朝鮮がミサイルを発射したのは、平壌から北に約100キロ離れた平安北道(ピョンアンプクト)亀城(クソン)付近。数日前から発射準備の兆候があり、日米韓当局が警戒していた。
2月には、この付近から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を改良した中距離弾道ミサイル「北極星2」を発射している。