9日午前に年初来高値を更新した東京株式市場の日経平均株価は午後になっても上げ幅を拡大。今年初めて1万9000円台を突破した。昨年12月30日の大納会以来、ほぼ1年ぶりの回復となる。
午後1時現在は、前日終値比236円高の1万9001円。
終値の年初来高値は前日8日の1万8765円47銭。こちらは今月に入り、更新を続けていたが、取引時間中の年初来高値は1月4日の1万8951円12銭を抜けなかった。
前日の欧米株続伸に加えて、外国為替市場で朝方から対ドル円相場が114円台前半から半ばでの円安水準としていることで、前日に続いて買いが進んでいる。午後はさらに一段高となっている。