車のヘッドライト、自動点灯を義務化 2020年度以降の新車に

2016.9.23 12:19

 国土交通省が自動車メーカーに対し、日没時などに車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト機能」の搭載を義務付けることが23日、わかった。平成32年度以降に発売する新型車から適用する。

 義務化は、高齢化が進む中、薄暮時に歩行者が巻き込まれる事故などを減らすのが主な狙い。同省の交通政策を検討する有識者会議が6月に方針をまとめ、意見募集(パブリックコメント)を行った。同省は、道路運送車両法に基づく車の保安基準を来月改正する方針だ。

 オートライトは、車に搭載したセンサーが周囲の明るさを感知し、自動でライトを点灯、消灯する機能。国内では3割前後の車に搭載されているが、運転手がライトを手動で操作することもできる。

 一方、新しい保安基準では、昼間や停車中を除き、夜間に走行中は自動で点灯し、運転手が消灯することはできなくなる。日没前後などに歩行者が車の接近に気づきやすくなり、事故防止につながることが期待される。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。