再び「過熱感」高まる 中国64都市で住宅価格が前月比で上昇 当局の購入抑制策効かず?

 中国国家統計局が19日発表した8月の新築住宅価格指数は、主要70都市のうち64都市で前月に比べ上昇した。上昇した都市は7月より13都市増加した。上昇都市数が増加するのは4カ月ぶり。各地方政府は住宅価格の高騰を抑えるために相次いで購入抑制策を打ち出しているが、不動産市場は再び過熱感が強まっているもようだ。

 下落した都市は前月より12都市少ない4都市だった。2都市は横ばいだった。(共同)