台湾で初めての海事展覧会が開かれるのを前に、対艦ミサイルや建造計画のある潜水艦の模型などが14日までに、南部高雄で内外メディアに公開された。蔡英文政権は国防産業育成を重視、潜水艦の国産化を目指している。
公開されたのは、7月の誤射で台湾漁船が被弾して問題となった超音速対艦ミサイル「雄風3型」や、排水量2000トンの国産潜水艦の模型。
台湾は2024年までに初の潜水艦建造を実現する計画。建造を担う予定の台湾国際造船の陳豊霖社長は「台湾は既に建造能力を備えている」と胸を張った。
海事展覧会は150を超える企業や組織が参加し15~18日、高雄で開かれる。(共同)