【緊迫・南シナ海】比に日本供与の巡視船到着、対中国 南シナ海での警備強化

2016.8.18 10:02

 日本政府がフィリピン沿岸警備隊に供与する巡視船計10隻の最初の1隻が18日、マニラ港に到着した。南シナ海問題を巡り中国と対立するフィリピンの海上警備能力向上に向け、日本政府は約187億円の円借款で、全長40メートルの巡視船計10隻を2018年末までに供与する。

 巡視船は防弾のために装甲を強化しているため「武器」として扱われるが、武器輸出三原則の緩和で国際貢献目的での提供が可能となった。巡視船供与は13年7月、フィリピンを訪問した安倍晋三首相がアキノ前大統領との首脳会談で表明。1隻目は15年10月にも引き渡される予定だったが、フィリピン側の事務手続きが滞り大幅に遅れた。

 今回到着した巡視船は、フィリピン南西部スルー海のサンゴ礁にちなみ「ツバタハ」と命名された。(共同)

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