財務省と内閣府が13日に発表した4~6月期の法人企業景気予測調査は、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)がマイナス7・9となった。マイナスは2四半期連続で、前回調査で見込んだマイナス2・2を大きく下回った。先行きについては7~9月期がプラス5・8、10~12月期はプラス7・4に浮上すると見込んだ。
4~6月期の中堅企業のBSIは全産業でマイナス7・0、中小企業はマイナス16・9だった。
16年度の設備投資は、前年度比3・8%増を見込んだ。
景況判断指数は景況感が「上昇」したとみる企業の割合から「下降」したとする企業の割合を差し引いた指数。調査時点は5月15日で、約1万3千社が回答した。