中央日報(電子版)によると、韓国は「電力供給」部門で昨年に引き続き1位となり、「財産権登記」が79位から40位、「小口投資家保護」が21位から8位、「法的紛争」が4位から2位、「退出」が5位から4位と前年より順位が上がっていた。
このうち電力供給については、首都に地上2階の冷凍倉庫(1300平方メートル)を新築し、そこに電力を供給すると仮定し、手続き、所要時間、費用、料金の透明性などに点数を付けた。韓国は99・88点という圧倒的な高得点を獲得したという。米国は81・52点の44位で、朝鮮日報は「電力使用を申請する場合、米国では韓国よりも手続きが複雑で、長い時間がかかることが評価に反映された」とする韓国電力公社関係者のコメントを載せた。
「ストライキ」天国なのだが…
今回の評価では前年よりも順位を下げた項目もみられた。「企業設立」が17位から23位、「建築時の許認可」が12位から28位、「資金調達」が36位から42位、「税金納付」が25位から29位、「通関」が3位から31位-などだ。