2015.7.17 12:52
太田昭宏国土交通相は17日の記者会見で、羽田空港の発着枠について「国内線を国際線に転用するのは認められない」と正式に表明した。
太田国交相は羽田の運用について「国内航空ネットワークの基幹空港という機能を持ち、国際線は高需要・ビジネス路線を中心に活用するという位置づけになっている」とした。その上で「国内線と国際線の発着枠を区分する」と厳格な運用ルールを適用する方針を示した。
民事再生手続き中のスカイマークをめぐっては、最大債権者の米リース会社「イントレピッド・アビエーション」が航空世界最大手の米デルタ航空をスポンサー候補とする再生計画案を示しており、これを牽制した形となる。