原油安による欧米株急落を受けた6日の東京株式市場はほぼ全面安のなか大幅続落。日経平均株価は午前9時半すぎに前日比下げ幅が400円を超え、1万7000円の大台を割った。
取引時間中の1万7000円割れは昨年12月17日以来、ほぼ3週間ぶり。
午前9時42分現在は、413円安の1万6995円となっている。東証1部銘柄の9割超が値下がりするほぼ全面安となっている。
前日の欧米主要株式市場は、原油安やギリシャの政局混迷に伴う世界経済の先行き不安から大幅下落。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前週末比331ドル安の1万7501ドルで取引を終えた。下げ幅は1.9%。下落幅は昨年10月9日以来、約3カ月ぶりの大きさとなった。
欧州市場はさらに下げ幅が大きく、フランスCACが3.3%安、ドイツDAXも3.0%安などとなっている。