2015.1.6 09:12
6日の東京株式市場は原油安による欧米株急落を受けて、ほぼ全面安のなか、大幅続落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比307円13銭安の1万7101円58銭。序盤はさらに下落し、1万7100円を割り込んでいる。
午前9時5分すぎには、下げ幅が350円を超え、1万7050円付近まで下げている。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比23.56ポイント安の1377.53。東証1部銘柄の9割が値下がりするほぼ全面安となっている。
前日の欧米主要株式市場は、原油安やギリシャの政局混迷に伴う世界経済の先行き不安から大幅下落。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前週末比331ドル安の1万7501ドルで取引を終えた。下げ幅は1.9%。下落幅は昨年10月9日以来、約3カ月ぶりの大きさとなった。
欧州市場はさらに下げ幅が大きく、フランスCACが3.3%安、ドイツDAXも3.0%安などとなっている。