2日の東京株式市場は続伸した。日経平均株価の終値は、前日比73円12銭高の1万7663円22銭。前日に続いて年初来高値を更新、終値としては2007年7月26日(1万7702円09銭)以来、7年4カ月ぶりの高値水準となった。
この日は前日の米ムーディーズによる日本の長期国債を格下げを受けて、寄り付き直後に113円安の1万7476円まで反落した。しかし、同じくムーディーズ発表で前夜に1ドル=119円付近から118円付近へと急上昇した円相場が正午ごろに118円半ばまで戻した。
この円安の動きも受けて、午後には高値圏に転じて上昇を続けた。高値は97円高の1万7687円まで上昇し、ザラ場としても2007年7月26日以来、7年4カ月ぶりの高値水準とした。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比6.20ポイント高の1427.85。