甘利明経済再生担当相は29日の閣議後会見で、安倍晋三政権の経済政策の司令塔である、経済財政諮問会議と産業競争力会議の体制について、「内閣改造にあわせて、諮問会議や競争力会議の改造もされるのではないか」と述べ、両会議の民間議員が交代するとの認識を示した。
甘利氏は、この時期の交代について、「第2次安倍内閣発足後、約2年この体制でやってきて、日本再興戦略の改訂版も出した。新しい血を入れるのであれば、内閣改造時以外ない」と指摘した。
民間議員の人選については、「改革に対する意欲が重要」と強調。具体的な人選は、内閣改造後、担当大臣や関係閣僚が協議して決めるべきと指摘した。