経済産業省資源エネルギー庁が27日発表した25日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(18日)と比べ60銭安い168円40銭だった。値下がりは6週連続。前週までの下げ幅は10-20銭と小幅だったが、今週は大きな下げ幅となった。
レギュラーが168円台となるのは6月30日調査以来、8週間ぶりとなる。
卸価格の引き下げに加え、台風の影響によるガソリンの需要低迷が影響した。
都道府県別では、44都道府県で値下がりし、3県が横ばい。値下がり幅は鳥取の2円60銭が最大で、山形(1円30銭)、熊本、鹿児島(いずれも1円20銭)が続いた。
調査した石油情報センターは、来週の見通しについて、お盆明けの大雨の影響などによる需要低迷から小売りが値引きを実施する可能性もあるため、「小幅な値下がりとなる」と予想している。