「日本の国民食」を中国“人民食”に ハウス食品、カレー文化の浸透に手応え (1/4ページ)

2014.8.18 11:10

ハウス食品が上海市内のショッピングモールで開いた販促イベント「カレー王国」でカレーライス作りに挑戦する中国人の親子連れ

ハウス食品が上海市内のショッピングモールで開いた販促イベント「カレー王国」でカレーライス作りに挑戦する中国人の親子連れ【拡大】

【上海摩天楼】

 ハウス食品、日本文化浸透へ手応え

 中国で「日本の国民食」とも呼ばれる「カレーライス」への人気に火が付いている。トップを走るハウス食品は今年、中国におけるカレールウなどの売上高を前年比30%増の1億6000万元(約27億円)以上と見込んでいる。

 9年で売上高21倍

 同社は2005年、主力商品「バーモント(中国語表記は百夢多)カレー」の販売を始めた。同年の中国での売上高760万元を出発点とすると、人民元ベースで9年間に21倍も伸びる計算になる。現地法人、上海ハウス食品の羽子田礼秀(はねだ・ゆきひで)社長は「日本のカレーライスを中国の“人民食”にしたい」と話す。

 「近くに住む日本人同級生の家に遊びに行ったときに出されたカレーライスの味が忘れられなくなり、母親に頼んで自分の家でも作って食べるようになった」。

中国市場でも小中学生のいる家庭がターゲットだ

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