2014.4.15 05:00
シーメンス(中国)と貝爾芬格HSG国際物業管理、北京国際技術協力センターが設立した合弁会社、徳貝斯特(北京)物業管理が今月2日、正式に営業を開始した。シーメンス中国のマーティン・アクリー上級副総裁は「当社は今後、ビルのオートメーション管理や省エネ・環境保護分野で新会社に協力していく。中国不動産市場への進出は検討していない」と語った。
持ち株比率は貝爾芬格HSGが35%、北京国際技術協力センターが40%、シーメンス中国が25%。
昨年6月1日に行われた第2回中国(北京)国際サービス貿易交易会(CIFTIS)で、3者は新会社の設立に関する契約に調印。ドイツ式のビル管理を中国に導入する方針を確認していた。
徳貝斯特(北京)のルーカス・フィンク最高経営責任者(CEO)によると、新会社は今年3月、シーメンスの中国事務所や工場エリアの管理を実施。今後は他の多国籍企業や国有企業、中国政府の重点プロジェクトや公共建築事業の施設管理を行う方針だ。(中国新聞社)