韓国メディア描く“バラ色の統一” 広がる「日本の費用負担論」 (1/4ページ)

2014.3.31 10:05

【漢江経済リポート】

 韓国では今年1月、朴槿恵(パク・クネ)大統領が「統一は大当たりだ」として朝鮮半島の統一推進に意欲を見せて以来、メディアは連日、統一推進の大宣伝を展開している。

 統一によって得られる経済効果が派手に語られるなか、その膨大な費用を「日本が負担するのが当然」の流れが生み出されようとしている。ただ、日本側にはいまのところ「手伝ってほしい」の一言もないのだが…。

 3月20日付の中央日報は統一費用の推定額について、算出機関ごとに「千差万別」とし、いくつかの額を示した。たとえば、2007年に韓国国会の予算決算特別委員会は30年の統一を想定し、統一後の10年間に8755億~1兆3227億ドル(約89兆~135兆円)と試算した。

 一方、韓国統一省は12年、統一を30年と仮定して当初の10年間で55兆9000億~277兆9000億ウォン(約5兆3552億~26兆6228億円)とはじき出した。

さまざまな記事や特集企画を通じて“バラ色の未来”を描いている

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