14日の東京株式市場は大幅続落した。日経平均株価の終値は、前日比488円32銭安の1万4327円66銭。終値ベースとしては、2月14日以来、1カ月ぶりの安値水準となった。全面安のなか、午後2時ごろに下げ幅は535円まで広がり暴落状態となる場面があった。
終日大幅軟調。午前は欧米市場の大幅値下がりと円相場の対ドル101円台の円高で400円強まで下げた。午後になって、値下がりにさらに弾みがついた。
安値は午後2時すぎにつけた、535円安の1万4280円。
東証1部銘柄の騰落は、98%にあたる1749が値下がりする全面安となった。値上がり33、変わらず10。それでもストップ安になった銘柄はなかった。
出来高は32億2500万株、売買代金は3兆2400億円まで膨らんだ。
日本と並行して開かれたアジア各国の市場も日本ほど下げ幅は大きくないものの、値下がり。欧米、東京、アジアと世界同時株安の流れとなった。