中国最高人民検察院によると、昨年、全国の検察機関は食品や薬品の安全性に関わる犯罪や環境資源を破壊する行為9277件を取り締まり、1万3495人を処分した。前年に比べそれぞれ23%増、12%増だった。
昨年4~12月、同院は民生危害特別立案監督活動を実施し、全国の検察機関で民生に被害を与える犯罪行為4290件について5409人を処分。汚職行為132件について156人を処分した。犯罪の分野で最も多かったのは食品や薬品、環境汚染に関するもので、全体の半分以上を占めた。
同院職務犯罪予防庁の陳正雲副庁長によると、食品安全分野の汚職事件で多かったのは主に職務怠慢、職権乱用、贈収賄などだった。(法制日報=中国新聞社)