来年度予算案を閣議決定 一般会計総額は過去最大95兆8823億円 (1/2ページ)

2013.12.24 10:43

閣議に臨む安倍晋三首相(左)と麻生太郎副総理・財務金融相=24日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

閣議に臨む安倍晋三首相(左)と麻生太郎副総理・財務金融相=24日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】

 政府は24日、一般会計の歳出総額が過去最大の95兆8823億円となった平成26年度予算案を閣議決定した。高齢化の進展によって社会保障費が初めて30兆円を超えた。税収は景気回復の影響と来年4月の消費税率引き上げで、25年度当初予算比で約7兆円増え50兆円。これにより、新規の国債発行額を1兆6千億円減らすなど、財政再建にも配慮をみせている。

 26年度予算案は、昨年12月に政権交代を果たした安倍晋三首相にとって、概算要求から手掛けた政権初の本格予算。12日に閣議決定した25年度補正予算案と同時に、来年1月下旬をめどに通常国会に提出し早期成立を目指す。

 特に補正と一体化することで、機動的な財政運営を図る。消費税率引き上げで予想される消費の落ち込みに対して、補正と当初を合わせて100兆円の大型予算により、景気押し上げを図る考えだ。

 歳出総額は、特別会計から一般会計への繰り入れといった特別な事情もあり、25年度当初予算よりも3兆2708億円増えた。

「3Dプリンター」開発など、企業向けの補助金なども盛り込んだ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!