中国の中興通訊、米国市場に浸透 プリペイド式携帯で3位躍進 (1/3ページ)

2013.11.12 06:10

 中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)はこのほど、米プロバスケットボール協会(NBA)所属チームのヒューストン・ロケッツとスポンサー契約を結んだ。メンバーのチャンドラー・パーソンズ選手の広告への起用も決まっている。中国国営新華社通信が伝えた。

 米国市場に参入して以来、順調に売り上げを伸ばしてきたZTE。携帯電話の販売シェアは4%で、韓国サムスン電子、米アップル、韓国LG電子に続く4位、プリペイド式市場では15%を占めて3位だ。

 ZTEブランドが過去4年間で急速に浸透した米国市場は、同社にとって最大市場となった。今では、携帯電話事業が同社の米国事業総額の90%を占めている。

 1998年に米国に進出したZTEは、AT&T、ベライゾン・コミュニケーションズ、スプリント、Tモバイルといった移動通信事業者全てと提携。これまでに携帯電話74機種を投入し、現在は42機種を販売、そのうち8機種が高速データ通信サービス「LTE」に対応している。

「これが成功の一因になっている」と胸を張る

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