2013.10.4 05:00
陝西省西安市で今年最大規模の牛肉偽装事件が発覚し、同市雁塔区の公安局が6カ所の製造拠点を摘発した。逮捕者は45人に上り、現場で押収した偽装牛肉は1万7500キロ余りに達していたという。
同局は9月初め、「区内の朱雀卸市場で豚肉を牛肉と偽って販売している店がある」との一般通報を受け、詳しい捜査を開始した。
同省公安庁や同市公安局も事件に強い関心を寄せる中、同区委員会と区政府が、専門チームを組織して、捜査に入った。
1週間にわたる捜査の結果、同局は製造拠点として、同区杜城村の4カ所、高家堡の2カ所を摘発するに至った。偽装は家族ぐるみで行われ、明け方の午前3時前後から加工作業を始め、同5時前後には朱雀卸市場に商品を出荷して、偽装肉を販売していた。