また、ウォールストリート・ジャーナル紙電子版は、外交では首相や閣僚の靖国神社参拝が当面の焦点になると報道。今後も韓国からの内政干渉ともいえる批判が向けられる可能性を指摘している。
生野区の自営業の男性は「内政への自国民の不満をそらすために反日感情をあおっているが、そろそろ取り返しのつかないことになる」と警告も発する。「韓国政府は『どれだけ理不尽な言いがかりをつけても日本は怒らない』と思っているが、安倍さんはそんな人ではない。日本がいないと韓国は経済的にやっていけないのに…」とまゆをひそめた。
「韓国メディアは調子に乗りすぎ」
実際に安倍首相は就任後、数十カ国の首脳と会談しているが、今年2月に就任した朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談は実現していない。これまでは両国に新たな首脳が誕生した際は迅速に会談を行っていたが、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は7月の記者会見で「緊急の課題もないわけだから、事務方で率直な意見交換をしながら意思疎通を図るのが大事だ」と語り、首脳会談はいまだ見通しすらたっていない状況だ。