印タブレット市場 国内メーカー躍進 低価格志向要因

2013.5.22 07:00

 米アップルと韓国サムスンが、タブレット型端末やスマートフォン(高機能携帯電話)の特許技術をめぐり、世界各地で法廷闘争を繰り広げるなか、インドではマイクロマックスやカーボン・モバイルなどの国内企業がタブレット販売市場で急速な追い上げを見せている。現地紙タイムズ・オブ・インディアが報じた。

 市場調査会社IDCのデータによると、マイクロマックスとカーボンは特に2012年後半にシェアを伸ばし、10~12月期のタブレット出荷台数は、両社でインド市場全体の4分の1を占めた。カーボンのシェアは12年7~9月期の5位から10~12月期には3位に躍進し、アップルを追い抜いた。

 IDCのアナリストによると、インドの消費者は低価格志向が強く、国内企業がシェアを伸ばす要因となっている。タブレット市場の企業別シェアは1位がサムスンで19%、2位がマイクロマックスで12%、3位がカーボン(10%)、4位がアップル(9%)と続く。ほかに低価格の無名ブランド製品や中国からの輸入品が15%に上るという。

 同アナリストによると、インドのタブレット市場は12年が215万台で、11年の25万台から急拡大している。(ニューデリー支局)

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