フィリピンの新車販売が絶好調だ。フィリピン自動車工業会(CAMPI)は今年第1四半期(1~3月期)の各社の順調な業績を受け、今年の年間販売目標を20万台から21万台に上方修正すると発表した。現地紙ビジネス・ワールドが報じた。
昨年のフィリピンの新車販売台数は前年比11.6%増の18万4248台で、CAMPIが目標とした18万5000台にはわずかに及ばなかったものの、過去最高を更新した。今年も第1四半期は前年同期比29%増の4万1702台と勢いが加速している。
例年、第1四半期は販売が最も低調な時期であるにもかかわらず予想外に好調だったことから、CAMPIは年間販売目標の上方修正に踏み切った。