10月の携帯電話契約数で、KDDI(au)の番号持ち運び制度(MNP)の契約の純増数が約15万件に達し、13カ月連続でトップだったことが5日分かった。新規契約総数から解約総数を差し引いた純増数はソフトバンクモバイルが10カ月連続でトップだったもよう。
同じ電話番号で携帯電話事業者を変更するMNP制度は2006年10月に導入された。KDDIは同年11月にMNP純増数が21万7000件(ツーカーブランドと合算)だったが、auブランド単独となってからは過去最多。
KDDIは昨年9月に人気スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を発売し、翌10月からMNPの首位が続いている。9月は9万5000件だった。13カ月の累計は82万件を超えたとみられる。