「表現の自由に対する統制」と反発の声も
韓国ミュージック「K-POP」が世界の音楽市場を席巻するなか、韓国当局が、その魅力の一つであるガールズグループや女性歌手の刺激的なセクシーダンスを規制する方針を打ち出した。
18歳以下の未成年者による性的に強調したダンスなどの映像について視聴に年齢制限をかける「R指定」にするというもの。
女性歌手らを性的対象として扱うようなK-POPビジネスに批判的な声が出ていることに対応した措置だが、「表現の自由に対する統制だ」と反発する声も上がっている。
放映時間、深夜帯に
規制方針は、韓国の女性家族省が今月(10月)17日に発表した。フランス通信やアジア・ニュース・ネットワーク(ANN)などによると、青少年保護法を改正し、体の特定箇所を強調し、未成年者を性的対象として描いた音楽ビデオやテレビ番組、映画などをR指定とする計画だ。