総務省が30日に発表した「2011年通信利用動向調査」によると、インターネット人口普及率は79.1%で前年より0.9ポイント増えた。01年から10年間で32.8ポイント伸びたが、ここ数年は微増で伸びが鈍化している。ネットの利用に使う端末機器(複数回答)は自宅のパソコンが62.6%と最も多く、次いで従来型携帯電話が52.1%。新たに調査対象になったスマートフォン(高機能携帯電話)は16.2%、タブレット型端末4.2%だった。スマホ所有者の年代別ネット利用率は20~29歳が44.9%と最も高く、次いで30~39歳が28.9%だった一方、高齢者ほど低く、世代間の格差が目立った。全国1万6580世帯(4万7158人)の有効回答を基に集計した。