同じ電話番号で通信事業者を変更できる番号持ち運び制度(MNP)を利用しているNTTドコモの顧客13万人超が9月に流出したことが6日、分かった。新規契約から解約を差し引いた純増減でも約5万件の純減となったもようだ。
同社は9月20日に米アップルの人気スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5s」と「5c」を発売したが、在庫不足やメール機能の提供遅れなどが響いた。
MNPによる顧客流出が10万件を超えるのは3月から7カ月連続。KDDIはMNPによる顧客流入が10万人を超え、4月以降で最大だった。